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木下はり療院


平成30年5月の東洋はり医学会定例研修会

5月の東洋はり医学会定例会は、講習部での技術指導が有りました。
これまで私は、普通部2年での指導が長く、昨年は、高等部に移動となり、今年は普通部1年へと、移動しました。
 
実技は、午後からですが、今回のテーマは盛りだくさん
1.脉診
何と言っても経絡治療で重要な診察法である「脉診(みゃくしん)」は、最初に取り組むべき技術です。脉の見方、指の当て方、診察の姿勢などなど、基本的なことを行いました。
まずは、色々な人がいて、脉といっても、人によって違いがかなりあるんだなということが理解できれば、良いし、指の当て方と、診察すべき臓腑の配当がわかっていれば、ここは、問題ないかと思います。
 
2.取穴
経絡治療に取っては、どれも重要な技術ですが、「ツボ」というのも、大切です。特に、東洋はり医学会では、「生きて働いているツボ」ということで、その反応を捉えてそこにはりをするということが求められます。一般的にツボというと、簡単にとらえられていますが、そこには、出っ張っていたりくぼんでいたりするもので、それは、かなり微妙な反応ということになります。
いきなり、それをわかれというのは大変厳しいものです。継続して取穴の練習をしていると、自然と理解できるようになってきますので、ここはちょっと、我慢です。続けて修練して貰わなくてはなりません。
今回は、重要なツボは、少し、時間をかけて皆さんに触って貰いました。たまにしか使わないようなツボについては、各自のツボを取りました。
 
3.基本刺鍼
経絡治療には、重要な技術ばかりですが、東洋はり医学会では、「押手」については、かなりうるさく言っている学会です。
押手というのは、はりをする際、多くは、左手ではりを、保持している手です。左手ではりを持つ方は、押手が右になります。→自分が普段やっている手でかまいません。
親指と人差指を合わせて押手を作りますが、その際、患者さんの皮膚面に当たる部分は、隙間があってはなりません。
限りなく隙間が狭い方が、気が漏れにくい押手と言うことになります。
よって、修練としては、押手の下面に、ある隙間を無くす・限りなく0に近づけるということ。机の上に親指と人差指を丸くした状態でくっつける。そうして作った押手の下面を触ってみて、隙間がなくなるように工夫して練習とする。これを、毎日、ヒマさえあれば、続けることが重要です。
私も、入会した頃は、一生懸命やっていました。知り合いたちと競ってやっていたような面も有ります。先輩に合えば、すぐに押手を見せて貰うことは、欠かしませんでした。
 
4.四診方
ししんほうと、呼ばれる経絡治療では、基本となる4つの診察法です。
望診 眼で見て診察する
聞診 声などを聞いたり、匂いなどをかいだりして診察する
問診 患者さんに問いただして診察する
切診 患者さんに触れて診察する ここに、脉診も入っています。
この4つの診察法で、東洋医学での病名みたいなもの「証」というものを、決定します。この証(しょう または、あかし)により、予め、決められている法則に従い、どこのツボにはりをするかが決定されます。ここいらへんが、すごく合理的に感じています。
よって、手・足のツボにはりをするだけで、身体全身に影響を与えることができます。ここが、他の治療術と全く考え方が違う点です。
局所に何かをすれば、そこが変化するのは当たり前。しかし、足にしたはりが、全く違う場所、肩とか、腹などにも影響する。
はりをして、脈の状態が変わります。脈の状態が変わるということは、血液の流方が変わるということ。となれば、身体に影響するのは当然ではないでしょうか、
こんなとんでもないことを考えた・発見した古代中国の人達は、本当に素晴らしいというか、かなり不思議なことではないでしょうか、私は何時も、そんなことを考えながら毎日、はり治療をしています。
 
四診を行いながら、私が証を立てて、実際にはりをして見せました。
そのうちには、受講生にはりをして貰うことになるでしょうが、今はまだ、講師が行うということになっています。でも、皆さん、脉の変化が判断できたので、近い将来が大変楽しみになりました。
 
※みゃくの文字を、「脉」とか、「脈」と、あちこち使っていますが、意図的に使い分けています。なかなかこの「脉」は使わない文字かとは思いますが、我々は、「脉」を使うのが一般的です。
 
講習部での指導の後は、「講師研修会」、今回から新しい班割になり、テーマも変わりました。
それぞれに役割を持ち、その役目を果たすという研修会、今回私は、受講生役。もう一人の受講生役の人と共に、証を立て、はりをするという役目でした。
わりとすんなりといった研修会で、私としては、満足の行くものとなりました。
 
研修会終了後、近くの居酒屋で、知り合いの先生と一杯。ものすごい雨でしたが、なんと中生が、1杯90円。ほんとかいなと思えるくらいの価格。雨ということで、こんな値段にしているのでしょうか?。だったらということで、珍しく私は、ビールのみで行きました。
 
早めに居酒屋は切り上げて、タクシーにて両国の何時も泊まっているホテルへ行きました。
 
今回は少々長い記録になりましたが、もし、読んで頂ける方がおられましたら、私がやっている経絡治療が、ほんの少し、理解して頂けたのではないかと思います。もう、こんな研修会に35年も通い続けているんですよね。よくもまぁ、続いているもんだと、我ながら感心してしまいました。35年かぁ。
 

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